江戸時代のはじめ、全国を行脚した儒学者、林春斎が「日本国事跡考」において、卓越した三つの景観とした、日本三景。 松島、天橋立、宮島は海の青と松の緑が対象の妙をなし、その美しさは人々の心の琴線に触れます。 海に囲まれた国、日本を象徴するこれらの絶景は、まさに天が我々に与えてくれた自然の恩恵。 古き時代から数々の歴史の表舞台に登場すると共に、和歌や文学にも登場してきた日本三景。 それは誰もが一度は訪れて見たいあこがれの地であり、いつの世も変わることなく人々を魅了する、 日本人の旅の心の原点です。
多宝塔と夜桜宮島には、約1900本の桜があり、多宝塔周辺、大元公園、大聖院などが花見の名所に数えられます
いさざ春の風物詩シラウオは、宮津では「いさざ」という名で親しまれています
西行戻しの松公園の桜桜と松島湾の景色が一体となる桜の名所です
五重塔と桜五重塔付近は花見の時期も撮影スポットとして人気です
瑞巌寺の臥龍梅東北の長い冬のほころびを告げる紅白の愛らしい花は、伊達政宗ゆかりの梅です
獅子崎稲荷神社のみつばつつじ朱色の鳥居を取り囲むように、ピンクの花が咲き誇ります
波おだやかな瀬戸内海に、立つ色鮮やかな大鳥居。安芸の宮島は信仰の歴史が宿る景勝地です。
日本海をのぞむ丹後の湾に横たわる天地を繋ぐ架け橋。天橋立は先人たちの想いを今に伝える奇景です。
平安の世から美しさで人々を魅了し続ける松島湾。260の島は、そっと大地と海のファンタジーを見せつけます。